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2019.09.19

月経ではない不正出血について

横浜市の田渕レディスクリニックです。
今回は月経ではない不正出血についてお伝えします。

◆不正出血の理由を見逃さないで

月経の始まる前、もしくは月経が終わった後に出血があったり、月経が長く続いてしまうと、重大な病気になっているのではと不安になることと思います。不正出血の原因はさまざまで、少量の出血の時もあれば、大量に出血することもあり、病気のサインとして見逃さないようにしましょう。

 まず、病気以外で起こる不正出血を「機能性出血」といいます。機能性出血はホルモンバランスの乱れが原因の出血で、月経の前後に子宮内膜がはがれてしまったり、ホルモン分泌が不安定な思春期や更年期には、排卵が起こらないことで子宮内膜をリセットできず、子宮内膜が厚くなりすぎての出血が起こる場合もあります。
一方、子宮や膣の病気が原因の不正出血は「器質性出血」といい、子宮内や骨盤内の炎症や、ポリープなどの病気、子宮頸がんや子宮体がんの進行によって出血があります。
クリニックでは内診や検査をして器質的な原因がないかを調べるほか、妊娠可能年齢であれば妊娠のチェックも行います。
子宮頸がんと子宮体がんはいつでもリスクがあるので、定期的に検診を受けるようにしましょう。

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