初経と閉経と寿命の関係

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック今回は初経と閉経と寿命の関係についてお伝えします。

◆初経と閉経
近年、初経を迎える年齢は平均的に少しずつ早くなってきているようです。一方で、女性の閉経は一般的には50歳前後で迎え、時代や国が異なってもさほど差がないと言われています。
初経が早くはじまったので、それにともなって閉経は早く迎えられると思われる方もいるかもしれませんが、初経の年齢と閉経の年齢はあまり相関がないようです。
人間以外の動物の場合、閉経というものが明確にはなく、生きている限り生殖能力がなくなるということはないといわれています。生殖能力がなくなるということは、人間以外の動物の場合は寿命を迎えるということになります。
なぜ閉経してからも長い期間を生き続けるのかにはいろいろな説があり、本来の人間の寿命が50年くらいであるところを、医学の進歩や栄養状態や環境の改善によって寿命が大きく伸びたが、生殖能力は伸びなかったのではないか、またはある程度年齢を重ねると自分が出産をして子供を産むよりも、子供の子供である孫の世話に専念することで自分の子孫を増やす方が有利に働くからではないか、といった説などがあります。
閉経後も健康的人類の歴史の中で、閉経を迎えてからも長い人生を過ごすことで子孫を残す家系が多く生き残ってきたということです。
2019年現在の日本人女性の平均寿命は87.32歳で、国際比較でみると香港の87.56歳に続いて2位です。まだまだ平均寿命は伸びそうですので、閉経後の人生が閉経前と同じになる日もくるかもしれませんね。
閉経後も元気ではつらつとした女性でいるためにも、痛みやつらさがあった時には体や心の救難信号を無視せず、閉経を境に起こる体の変化を理解し、正しい知識を身につけて自分の心身をケアするようにしてくださいね。

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