子宮頚部異形成について

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は子宮頚部異形成についてお伝えします。

◆子宮頚部異形成とは
子宮頚部の粘膜部分に正常な細胞とは異なる細胞が発生するもので、子宮頸がんの前がん状態といえる状態です。この時発生する正常な細胞とは異なる細胞は、正常ではないもののがん細胞でもない細胞がある状態であり、発生した異なる細胞がすべてがんに変化していく訳でもありません。
この子宮頚部異形成の原因は、子宮頸がんと同様のヒトパピローマウイルスによるものであり、性行為の経験があれば10代でも発症するケースもあることから、若い人にとても増えています。ですが、まれに不正出血が起こる程度で自覚症状はほとんどありませんので、がん検査(細胞診)をしてみてはじめて発見されます。
子宮頚部異形成は細胞の変化の程度によって、軽度、中度、高度に分類されます。高度になるほどがんへと変化する可能性が高くなり、子宮頸がんへと進行していきます。検診によって異形成が見つかった場合は、経過の観察のためにも定期的に検診を必ず受けるようにしましょう。

◆治療定期的な検診が必要
子宮頸がんの前がん状態ともいえる子宮頚部異形成ですが、がんになる手前で発見できたことは幸いなことといえます。もしもがんに変化してしまった場合であっても、早期なら比較的簡単な手術で治療することができます。3~6か月に一度程度の定期検診を欠かさずに受け、病変を観察していくことが大切です。
また、子宮頚部異形成の原因となるウイルスを排除するためには免疫力が重要ですので、食事や睡眠などに気を付け、疲れやストレスをためないようにしましょう。

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