更年期の生活習慣病について

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は更年期の生活習慣病についてお伝えします。

◆体調を崩しやすくなる更年期
更年期から閉経以降は女性ホルモンの分泌が減ってくることで、さまざまな症状が体にあらわれるようになります。閉経期前後からの更年期障害や、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心疾患、脳梗塞などの生活習慣病のリスクも高まっていきます。
更年期はその後の高齢期へと円滑に移行していくための準備期間とも言えるため、今まで以上に健康に気を配った生活を心がけましょう。

◆動脈硬化はさまざまな病気の危険因子
生活習慣病には多くの病気が含まれますが、代表的なものに高血圧、糖尿病、脂質異常症があります。これらの病気は自覚症状が現れにくく、放置すると動脈硬化がどんどん進んでしまい、症状が悪化していことも少なくありません。
動脈硬化に気を付ける動脈硬化を悪化させる因子のひとつが悪玉コレステロールです。悪玉コレステロールがの値が高くなると、動脈壁に脂肪性物質の沈着物がたまり、血管が細くなってしまいます。細くなった血管では血液の流れが悪くなり、狭心症や脳卒中などを引き起こしたり、沈着物による血栓で、心筋梗塞や脳梗塞などの病気が引き起こされてしまう場合もあります。
女性ホルモンのエストロゲンによって、悪玉コレステロールが上昇するのを防げましたが、閉経後はエストロゲンの減少に伴って上昇を抑えることができなくなり、動脈硬化の進行スピードが速まります。
閉経後はこれまで以上に、動脈硬 化の進行予防のためにも日常生活の改善が必要と言えます。

◆自分のことを後回しにしない
この時期の女性は仕事や家事など、まだまだ忙しい毎日を過ごしている人が多く、つい自分の体調が悪くても無理をしてしまい、病院に行くのを後回しにしてしまいがちです。
更年期以降では体の老化が進んでくるほかにも、生活習慣病やがんの発症率が上昇してくる年齢にさしかかっています。無理を重ねるとあとから体に跳ね返ってくることもありますので、疲れた時はゆっくりと休息をとり、体の不調を放置しないようにしましょう。
また、年に一度は婦人科での検診を受けるようにし、自分自身の健康管理をしっかりと行いましょう。

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