不妊症について

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック

赤ちゃんができない…、妊娠を望むカップルにとって、不妊症の悩みはとてもつらいことでしょう。
今回は不妊症についてご説明いたします。

不妊症の原因
結婚から10年後に妊娠するというようなケースもあるため、不妊の定義は難しいのですが、特に避妊をせずに健全な性生活を送っているにも関わらず、1年以上経過しても妊娠しない場合は不妊症であると定義されています。
以前は2年以上妊娠に至れない場合を不妊症としていましたが、2015年に諸外国と同様に日本でも1年間に変更されました。
不妊症の原因は様々で、妊娠・出産をするのが女性であることから原因は女性にあると思われがちですが、女性に原因があるのと同様に、男性に原因がある場合も少なくありません。そのため不妊治療を希望する場合は、パートナーにも診察を受けてもらう必要があります。

パートナーとの診察不妊の原因
~原因が女性側にある場合~
女性側の不妊の原因は、婦人科系の病気や生殖器の機能障害が主にあげられます。これらが妊娠が成立するまでのどの過程に関係しているかによって、原因も卵巣、卵管、子宮、子宮頚管の4つに分けられます。

◆卵巣
排卵に関係しているもので、無排卵といった排卵障害や、黄体ホルモンの分泌異常などの卵巣機能障害が原因

◆卵管
卵管は卵子と精子の出会いの場でもあるので、受精卵の移動に関係していて、卵管が狭い、つまっている、癒着しているなどの異常が原因

◆子宮
受精卵の着床を妨げるもので、子宮の奇形や子宮筋腫などが原因

◆子宮頚管
精子の通過に関係していて、ここで分泌される頸管粘液の障害が原因

これらのうち、原因が単純に一つの場合もありますが、複数が関係して不妊に陥っている場合もあるので複雑です。

~原因が男性側にある場合~
男性側の原因はシンプルなもので、精子の数が少ない精子減少症、精液中に精子がまったくない無精子症、精子に元気がない精子無力症など精子に関するものが原因のほとんどになります。
このほかには、インポテンツや早漏が原因の場合もあります。

なおいろいろな検査を受けても、どちらにも原因となるものが見つからないのに不妊というケースも存在しており、こうなると、原因をつきとめるのがむずかしく、治療にも時間がかかってしまいます。

不妊症の検査
不妊症の検査はいろいろあり、とくに女性の場合は原因が複数あるなど複雑だったりするため、検査も多くなります。
妊娠までのプロセスに障害がないかを中心に検査しますが、膣炎、子宮頸管炎、子宮内膜炎、子宮筋腫などの病気がないかどうかも調べます。
男性の場合は、精液を採取してその状態を調べることになります。

不妊症の治療婦人科への相談
検査が多く複雑だったように、治療も単純にはいきません。効果のある治療法の中でもっともあうよいものを選び、治療を根気よく続けることが大切です。
治療は原因によって異なりますが、タイミング法、排卵誘発法、人工授精、そして体外受精などの生殖補助医療があり、順番にステップアップして行われることが多いです。
原因がはっきりしている場合には、内科的治療(薬物療法)や外科的治療(手術)による原因治療を行い、その後排卵と受精を補助する方法へと進みます。保険適用できる治療や保険適用できない自費での治療がありますので、詳しくは産婦人科など専門の施設にご相談ください。

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