女性に多いからだの悩み・症状「低血圧について」

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック

痩せ型の若い女性に多くみられ、目覚めの悪さや頭痛などの症状を伴う低血圧。
今回は女性に多い悩み、低血圧についてご案内します。

低血圧の基準とその原因
血圧を測定した際、普段の血圧が正常値を下回っている場合のことを低血圧と言います。
WHOによる基準では、最高血圧が100mmHg以下、最低血圧が60mmHg以下を低血圧としています。
低血圧低血圧も高血圧と同様、とくに原因のない本態性低血圧と、病気が原因の二次性低血圧とがあり、本態性低血圧は遺伝的なものや体質などによるといわれ、低血圧の人の多くは本態性低血圧が占めています。
低血圧は痩せている若い女性によく見られますが、多くの場合、年齢を重ねるうちに徐々に血圧が上がり、正常血圧になることも少なくありません。
二次性低血圧の場合は、心臓病や胃腸疾患、ホルモンなどの内分泌異常といった病気が原因と考えられており、これらの病気を治療することで、血圧は正常値に戻ります。

低血圧の予防と対策
低血圧の多くは、病気としての治療を必要としないものです。しかし、めまいやふらつき、倦怠感などの症状は非常に辛いものです。ここでは、低血圧によって起こるこれらの症状を改善する方法をご紹介します。

◆規則正しい生活
低血圧を改善するために大切なのは、規則正しい生活を送ることです。
低血圧の人は朝が弱く、家を出る直前まで寝てしまい、朝食もとらずに家を出る、という人が少なくありません。ですが、朝食は正常に血圧を上昇させるのに欠かせない大切なエネルギー源です。
低血圧改善の為には早寝早起き、朝食をはじめとした1日3回の食事でのエネルギー摂取を行うようにすることが大切です。
また、適度に体を動かすことも、低血圧の改善に有効と言えます。

◆食生活の見直し
低血圧の方は塩分やタンパク質、ミネラル、ビタミンをバランスよく摂るようにしましょう。
塩分には血管を収縮させ、血圧を上げる作用があります。
タンパク質は、肉や魚介類、卵、乳製品、大豆製品などをバランス良く食べるようにしましょう。チェダーチーズには、血圧を調整する成分が含まれているので低血圧の方におすすめです。
食事バランスを考えながら、血圧を上げる効果のあるものを摂取するようにしましょう。
ですが、ここで注意が必要なのがアルコールの摂取です。アルコールを摂取すると血圧が上がるイメージがあると思いますが、実はアルコールには血管を広げる作用があるので、血圧自体は下がってしまいます、注意しましょう。

◆食後のカフェイン摂取
高齢者に多く見られる低血圧には「食後低血圧」というものがあり、本来であれば上がるはずの血圧が逆に食後に下がってしまう症状のことです。
この食後低血圧に有効な対処法として、食後にお茶やコーヒーなどのカフェインの入った飲料を摂取するというものがあります。カフェインには交感神経を刺激する効果があるので、血液のめぐりを良くしてくれるからです。
カフェインをとると眠れなくなってしまうなどの副作用が心配な方は、食後ではなく朝食前などに飲むとよいでしょう。

◆入浴時のマッサージ低血圧改善
入浴は血流を良くする効果があります。少し熱めのお湯に、肩まで つかるようにするとよいでしょう。また、起きてすぐにシャワーを浴びることも、血流を良くするために効果があります。
マッサージも同時に行うと血行改善の効果がより高くなるのでおすすめです。低血圧の人の足先は血液が心臓に戻る力が弱いため冷えていることが多いので、入浴後にアロマオイルなどを利用し、心のリラックスもかねてゆっくりマッサージするようにしましょう。

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