デリケートゾーンのかゆみ

横浜の皆さま、こんにちは!! 田渕 レディース クリニック院長 の田渕 です。田渕レディスクリニック田渕院長の写真
今回は冬到来の前、厚着の時期に発生しがちなデリケートゾーンのかゆみについてご案内します。
女性であればデリケートゾーンにかゆみを感じたことがあると思います。女性のデリケートゾーンは1年を通してムレ状態にあり、かゆみの原因も生理やおりものから、性感染症の前兆もあり要注意が必要です。

かゆみの原因
かゆみの主な原因として、「生理中のムレ」と「性感染症」が考えられます。

かゆみの原因も生理やおりものから、性感染症の前兆もあります生理中のムレは、下着の上にストッキングやタイツを履くことも多く、年間通じてムレやすい傾向にあります。そのようなムレやすい状況下で生理が重なった場合は、経血の付いたナプキン等が原因となり、かゆみが発生します。
経血の付いたナプキンを長時間そのままにすると、雑菌の繁殖につながります。経血量が多いときは特に、ナプキンをこまめに交換することが重要で、おりものの場合も下着に付いたまま放置すると雑菌の温床となる場合が多く、おりもの専用シートなどを使用して清潔に保つことが望まれます。

性感染症は主に性交渉によって感染する病気で、パートナーから感染することもあれば、逆にパートナーへ移している可能性も高く、気になる症状がある場合は、パートナーも一緒に受信することが重要です。
かゆみを伴う性感染症には、ケジラミ症、膣トリコモナス症、尖圭コンジローマなどがあります。
クラミジア感染症や淋菌感染症のように、かゆみを伴わなくとも、下腹部痛やおりものの異常などが症状として出るものもあるので注意が必要です。このような性感染症は、きちんと診療を受けていただけば完治します。

日常でのデリケートゾーンのケア
かゆみ対策として、デリケートゾーンを清潔に保つことが重要です。入浴時に専用のボディーソープで洗うことも対策の1つですが、注意点としては膣の中まで洗いすぎるのはよくありません。
本来、膣には自浄作用があります。不要な物をおりものとして膣外に排除したり、細菌の侵入を防いだりしています。しかし膣の中まで洗ってしまうと自浄作用まで失われてしまう可能性がありますので注意してください。デリケートゾーンのかゆみ性感染症の場合は妊娠への影響も
デリケートゾーンを洗うときは、専用のボディーソープで膣の「外側」を優しく洗うようにしましょう。

デリケートゾーンの悩みはなかなか人に話しづらく、クリニックに行くことをためらいがちです。「かゆみだけだから」といって我慢している間に、重大な病気が進行していることもありえます。特に性感染症の場合は今後の妊娠に影響が出るものもありますので、不安な場合はクリニックまでご相談ください。

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