女性の悩み・・痔「イボ痔」について

横浜の皆さま、こんにちは!! 田渕 レディース クリニック院長 の田渕 です。incho
以前に女性の悩みで上位に挙げられる「痔」についてご案内をいたしました。
今回は特に妊娠中に多く経験するといわれている「イボ痔」について、詳しくご案内いたします。

実は「イボ痔」は妊婦の7割が経験するといわれており、悩んでらっしゃる女性も多くいらっしゃいます。
「イボ痔」は症状が進行すると「外痔核」と呼ばれ、椅子に座っているだけでも痛みがおこる事が多く、症状が悪化しない段階ですぐに治療することが重要なのです。

原因はなに?001

妊婦が「イボ痔」になってしまう原因とは主に2つございます。
1,うっ血によるもの
2,便秘によるもの

「うっ血によるもの」とは詳しく説明すると、
妊娠により、新陳代謝が低下し血流が滞りやすくなってしまいます。そして日常生活においても普段通りに椅子に座っているだけで、おしりに血液が溜まり、結果うっ血してしまうことです。それが原因となり血管がコブになり、痔核となり、イボ痔の症状となって現れるのです。

「便秘によるもの」とは、
妊娠中は黄体ホルモンの分泌や子宮の肥大により、腸が圧迫されます。そして腸の運動も鈍くなる事が多いので便秘になりやすくなってしまいます。その結果、排便時についついいきみがちになり、肛門からの出血、うっ血を引き起こすこととなり「イボ痔」の症状が現れてしまいます。

具体的な症状
「イボ痔」の症状の進行具合は、まず肛門内にコブができる「内痔核」ができます。
それが症状の悪化に伴い、肥大していき肛門から飛び出る「外痔核」ができます。
「外痔核」までいくと、病院で切開手術をする必要もありますので、「イボ痔」は「内痔核」の段階で適切な治療を行うことが重要となってきます。

またイボ痔かどうかの判断は
・排便時の出血の有無
・肛門の痛みやかゆみの有無
・排便後、残尿感や便が溜まっている感覚の有無
・肛門に触れるとコブのようなものがある。押し込んで肛門内にひっこめることができる。

上記のような症状は「イボ痔」の症状が疑われます。そして早急に対処する必要があります。
もし上記症状を感じた際は、婦人科や肛門科を訪れて、受診してください。

「内痔核」は初期症状がほんの少ししか現れません。それでも少し違和感を感じたら医師による診察を受けるようにしましょう。
市販薬の軟膏を塗ることで「イボ痔」の炎症を抑えることができますが、自分で市販薬を購入する前に一度必ず診察を受けるようにしてください。shutterstock_207338209

また日常の生活でイボ痔を悪化させないよう注意することは
・体を冷やさない
・辛いものなどの刺激物は控えめに
・同じ姿勢のまま、長時間いない
・座るときにもカバー、クッションなどでおしりに優しく

ということを意識するよう心がけてください。

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