横浜の皆様へ 女性に多い膀胱炎の延長線上にある病気「腎盂腎炎」

incho横浜 の皆さま、こんにちは!!

田渕レディースクリニック院長の田渕です。
今日は、腎盂腎炎についてをご案内させて頂きます。

腎盂腎炎(じんうじんえん)とは、大腸菌などの細菌が尿道から膀胱、さらに肝臓にまで感染し、腎盂というところに炎症をおこす病気です。

性的活動期の女性では基礎疾患がなくても起こることがありますが、多くは尿路結石症や膀胱尿管逆流症などの基礎疾患を合併していることが特徴です。肝臓に炎症が起こるため、腰痛、発熱などの症状が現れ若い女性に増えています(2009年に有名女性モデルが患い、マスコミ等で病名を知った方も多いと思います)。
また、糖尿病、ネフローゼ、腎臓結石がある人も発病しやすい傾向にあります。

同じ腎盂腎炎でも「急性的」なものと「慢性的」なものとがあります。 2015101504
特に女性は、生理時や妊娠時の子宮の拡大に伴い、尿道を圧迫して症状が悪化することがあります。
またトイレを我慢することにより尿の流れが悪くなり、結果、細菌が繁殖しやすくなって症状が悪化することがあるため、排尿は我慢しないように心がけて下さい。
長引かせると慢性化したり、ひどくなると腎不全をおこしたりしますので、早期に受診してきちんと治療を行いましょう。

「急性的」な腎盂腎炎の場合
39度以上の高熱が出て、背中や腰がひどく痛みます。全身のだるさ、頻尿、排尿時の痛み、残尿感のほか、血尿が出ることもあります。

「慢性的」な腎盂腎炎の場合
微熱が長く続きますが、あとは急性と同様に、だるさ、腰痛、頻尿、排尿時の不快感などがあります。

治療は原因となっている細菌を特定し、有効な抗生物質を服用します。
急性の場合は安静が一番ですので入院治療が望まれます。期間は1~2週間です。
慢性の場合は完治しにくく、医師の指導のもとに根気強く治療を続けることが大切です。原因となる病気がある場合は、その病気の治療もあわせて行います。

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