多嚢胞性卵巣症候群

横浜 の皆さま、こんにち は!!incho

田渕 レディース ク リニック院長 の田渕 です。
今日 は、多嚢胞性卵巣症候群についてをご案内 させて頂きます

多嚢胞性卵巣症候群(polycystic ovary syndrome)は、英語名の頭文字をとって、PCOSまたはPCOと呼ばれています。排卵できない未成熟な卵胞が卵巣内にとどまっている状態で、超音波検査で観察をすると、卵巣の表面に直径5~10mmほどの小さな袋が、真珠のネックレスのように連なり合って見えます。
嚢胞間の組織が増殖することで卵巣も腫れて大きくなりますが、殆どの場合無症状で毎月排卵もあり、正常に妊娠することができます。

ところが、多嚢胞性卵巣の人の中には、卵巣をおおう皮膜が厚く、硬くなり、排卵が起こりにくくなっている場合があり、その結果月経が不順になったり、無排卵から不妊に陥っている病態を、多嚢胞性卵巣症候群といいます。PCOSは病気と捉える方が多いのですが、病気というより、一連の病的な状態(病態)と捉える方が的確です。canstockphoto21433058

PCOSと診断されても、そのほとんどは軽度なものが多いので、あまり深刻に捉える必要性はありません。しかし、医療機関にてきちんと検査し、治療をしていくことが大事です。妊娠するためには治療を行い、良い卵を排卵させることがポイントになります。

月経不順の人の70%が、この病気ともいわれています。
卵胞は脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)の作用を受けて成熟を開始し、同じく脳下垂体から分泌される黄体ホルモン(LH)の作用を受けて卵胞から飛び出し、排卵が起こります。多嚢胞性卵巣症候群では、このうちLHの分泌量が増加することで両者のバランスがくずれ、排卵が阻害された状態にあると考えられます。また、20%程度の割合で、男性ホルモン(テストステロン)の増加も認められます。

症状
月経不順や無月経が起こります。多くは月経がたまにしか来ない稀発月経に始まり、徐々に月経の間隔が開いて、無月経に至ります。無月経になれば排卵もなくなるため、不妊となります。男性ホルモンが過剰に分泌されるため、肥満、ニキビ、ヒゲ、体毛が濃くなる、胸が小さくなるなどの症状がでます。

PAGE TOP