不妊 女性に原因が有る場合

横浜 の皆さま、こんにち は!!incho

田渕 レディース ク リニック院長 の田渕 です。
今日 は、不妊 女性に原因についてをご案内 させて頂きます

不妊症の原因は、多くの因子が重複していたりする場合が有ったり、逆に検査をしても、原因が発見されず不明の場合もあります。
妊娠が成立するためのプロセスは下記①~④で行われます。
① 卵子が卵巣から排卵する
② 排卵した卵子が卵管に吸い上げられる
③ 卵管の中で精子と出会い受精する
④ その後、受精卵が成長して子宮内へ移動して子宮内膜に着床する2015052901

「不妊症」とは、産婦人科的には「定期的な性生活を送り、とくに避妊などをしていないのに、2年以上妊娠しない場合」をいいます。日本では、夫婦の10組に1組が不妊症といわれています。
一般的に不妊症の疑いがない男女が、排卵日にセックスをした場合の妊娠する確率は20%程度といわれています。受精は意外に簡単ではないことがわかります。

不妊原因は男女それぞれに有ると考えられ、複雑に重なり合っていることもあります。

以前は不妊症は女性に原因が有るというのが一般的な考え方でしたが、最近では男性側にも原因が有る事が判明し、その比率は男女半々ぐらいの割合であると報告されています。不妊の原因は、非常に多岐にわたり、さらに複数の原因が重なり合っていることもありますので、原因をつきとめるのに時間がかかることも一般的です。
しかし、まずは原因を調べることが必要です。男女別に主な不妊の原因についてご案内致します。

■女性に原因が有る場合

女性の不妊症の原因には次のようなものが有ります。
・排卵因子(排卵障害)
・卵管因子(閉塞、狭窄、癒着)
・子宮因子(子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、先天奇形)
・頸管因子(子宮頸管炎、子宮頸管からの粘液分泌異常など)
・免疫因子(抗精子抗体など)などがあります。

・卵管因子
卵管障害は、クラミジアなどの性感染症や子宮内膜症が原因で起こることが多いようです。性器クラミジア感染症では、卵管の閉塞や、卵管周囲の癒着によって卵管に卵子が取り込まれにくくなるために不妊症になります。
受精の場となる卵管が詰まっていたり細かったりして、卵子と精子が出会えないのが、卵管障害です。不妊の30~40%を占めるといわれ、最も大きな原因となっています。
女性がクラミジアにかかっても無症状のことが多く、感染に気づかないことがあります。

・排卵因子
卵子が育たない、育っても排卵できない場合を排卵障害といい、不妊の約25%を占める大きな原因となっています。そのほとんどは、ホルモンのアンバランスによって起こります。月経周期が25日~38日型で、基礎体温が二相性の場合は心配ありませんが、これにあてはまらない場合は、排卵障害の可能性が有りますので、産婦人科医に相談しましょう。
日本人女性は45歳から55歳前後に閉経を迎えますが、まれに20歳台や30歳台にもかかわらず卵巣機能が極端に低下するが有り、無排卵に陥る早発卵巣不全も不妊症の原因です。

・子宮因子
月経量が多く、血液検査で貧血を指摘された方は子宮筋腫、中でも子宮の内側へ隆起する粘膜下筋腫の疑いがあります。粘膜下筋腫は受精卵の子宮内膜への着床障害による不妊症になります。なお、子宮筋腫は着床を妨げるだけでなく、精子が卵子へ到達するのを妨げて妊娠しにくくなることもあります。同様に子宮内膜ポリープも着床障害の原因になります。子宮内腔に癒着をきたし、月経量が減少する状態をアッシャーマン症候群と呼び、着床に影響することがあります。
一方子宮奇形とは先天的に子宮が変形している状態ですが、不妊症の原因というより、むしろ反復する流産の原因となるといわれています。

・頸管因子shutterstock_159987380
子宮頸管の通過障害で精子が子宮の入口である子宮頸管を通過できないという障害です。その代表的なものが抗精子抗体です。
これは子宮の奇形や子宮頸部の手術、子宮頸部の炎症などにより、頸管粘液量が少なくなった場合、精子が子宮内へ貫通しにくくなり、不妊症になります。

・免疫因子
免疫因子の頻度は3%程度で抗精子抗体が原因となります。
抗精子抗体は精子に対する抗体ができてしまう事で、本来精子は女性にとって異物とみなさないため子宮内に入る事が出来るのですが、何らかの原因で抗体ができると精子を受け入れなくなってしまい不妊になります。

・原因不明不妊
不妊症の検査をしても、どこにも明らかな不妊の原因が見つからない場合を、原因不明不妊と呼んでいます。
原因不明不妊は10~35%程度をしめるといわれていますが、検査する医療施設によって検査内容も異なり発見できない場合もあると推測できますので、実際に原因が判らない比率は10%程度、もしくはそれ以下かも知れません。
その原因のひとつは、何らかの原因で精子と卵子が体内で受精していない場合で、人工授精や体外受精治療の適応となります。
もう一つの原因は、精子あるいは卵子そのものの妊孕性(赤ちゃんを作る力)が低下している、あるいはなくなっている場合で、加齢などが原因となると考えられており、その一つの証拠として原因不明不妊は夫婦の年齢が上昇すると一般に割合が高くなることが報告されています。この力は年齢とともに低下し、女性の場合おおむね37歳から44歳の間のどこかの時点で消失する様です。いったん精子や卵子の力が消失してしまうと、現在の医学では有効な治療はあまり望めませんので、そうなる前に治療を開始することが唯一の対処法です。

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