膀胱炎について

横浜 の皆さま、こんにち は!!incho

田渕 レディース ク リニック院長 の田渕 です。
今日 は、「膀胱炎について」についてをご案内 させて頂きます。

膀胱炎は、主に大腸からの細菌が膀胱内に侵入し、増殖して炎症を起こす細菌感染症で8割は大腸菌によって起こり急性膀胱炎と慢性膀胱炎に分類されます。

急性膀胱炎は10代後半から20~30代の女性に多発します。
これは男性に比べて女性は尿道が短いうえに、肛門と尿道口が近いことで膀胱に細菌が侵入しやすくなり、膀胱炎になりやすい傾向です。
とくに水分をあまりとらずに長時間尿意をがまんする、心身の疲労で抵抗力が低下したときは細菌も増殖しやすく膀胱炎を起こしやすくなります。
また、尿は腎臓から尿管を通って膀胱へと流れます。尿管と膀胱の間に一方通行の弁があるため、通常は尿が逆流することはありませんが、膀胱炎を完治しないまま放置しておくと、なんらかの原因から尿管内で尿が逆流したり、尿の流れが悪くなったとき、膀胱で増殖した細菌が尿管→腎盂→腎臓全体へと上行感染していき、腎盂腎炎(じんうじんえん)を起こす危険があります。

一方、慢性膀胱炎は、あまり自覚症状が強くなく、膀胱機能が低下している場合や前立腺肥大症などの病気が原因で発症することがあります。

急性膀胱炎の三大症状膀胱
・頻尿
・排尿痛
・尿のにごり

トイレが異常に近くなる(頻尿)、排尿時の痛み、尿の濁りが3大症状です。
頻尿では排尿後も尿が残っているようでスッキリしない(残尿感)感じたり、時には血尿が出ることもあります。
排尿痛は、尿が出終わるころに強くなるのが特徴です。放置をすると、排尿時以外にも下腹部に鈍い痛みを感じるようになります。これは、膀胱が空になった時に、粘膜の炎症を起こした部分がくっついて刺激されるためのようです。また、炎症が膀胱から尿道全体に及ぶようになると、排尿を始める時にも痛みがあり辛いものです。
尿が白く濁っている場合は、細菌によって膀胱の粘膜が傷つけられると、血尿や、臭いがきつくなることもあります。
排尿障害に発熱をともなうこともありますが、38度を超えるような高熱はみられません。体温が急に上昇して悪寒をともなうときは、腎盂腎炎の可能性が考えられます。
腎盂腎炎は腰痛や背中をたたくと飛びあがるほどの激痛を感じることもあります。

治療
薬物療法が基本で抗生物質を3日から1週間ほど服用すれば、たいていの膀胱炎は完治します。ただ、症状が治まっても、自己判断で薬の服用を中止しては駄目ですね。再検査をして医師が完治と判断するまで、薬の服用は続けなければ行けません。
こうして薬を服用しながら、たっぷりの水分をとってどんどん排尿し、膀胱内に繁殖した菌を洗い流していくのが膀胱炎の回復を早めることが治療のポイントです。
腎盂腎炎も、軽症であれば抗生物質の服用と十分な水分接取を行い安静にすることで治まってきます。しかし、発熱と脱水症状が強い場合には、入院治療が必要です。

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