1. トップページ
  2. 診療案内
  3. 不妊症について

不妊症について

当院ではアドバイスや、検査をしております。

性行為をもって2年以内で妊娠できなければ、不妊症といわれてましたが、最近では、半年以上行為があって出来なければ、病院にこられる方が多いです。

ご夫婦の問題なので、奥様と御主人両方検査する事になります。

奥様の検査は、生理の周期にそって生理中、生理後、排卵日、高温期で時期に応じた検査が必要です。
血液でホルモン検査をしたり、卵管の通過性をみたり、頚管粘液おりものの検査、卵胞の大きさをみて、排卵のチェック、高温期には、黄体ホルモンの検査、排卵日に性行為をもって頂いて次の日に、子宮の中に精子が泳いでいるかをみるのをフーナーテストといいます。

ご主人の方は、精液検査、精子は肉眼で見ただけではわかりませんので、顕微鏡で調べます。数が十分いるかどうか、そしてちゃんと動いているかどうかが大事になります。
ご自宅でとって頂いた精液を専用の容器の中に入れて持ってきて頂きます。
採取後の精液を持ってきていただければ、検査結果に影響はございません。

不妊症の検査方法

1.基礎体温の測定

朝の起床前に口腔内(舌下)で測定した体温を基礎体温といいます。 2週間程の低温相とそれに続く2週間程の高温相があります。 最終低温日が排卵に近く、最も妊娠しやすい日です。 一相性の場合は無排卵と考えられます。 高温相が9日以内の場合は、黄体不全と診断されます
検査

2.精液検査

精子の数、運動量、形態などを調べます。
正常精液は、WHOの基準(1999年)では、精液量2ml以上、精子濃度1ml中に2000万個以上、精子運動率は前進運動精子50%以上またはは高速直進運動精子25%以上、正常形態精子30%以上と言われています。

精子濃度1ml中に2000万個未満のものを乏精子症といいます。 高速直進運動精子+緩徐な直進精子50%未満あるいは高速直線運動精子25%未満のものを精子無力症といいます。
正常形態精子が30%未満のものを奇形精子症をいいます。

3つの異常を有しているもの(臨床上は2つ以上の異常を有しているものに対しても用いられる)を乏精子-精子無力-奇形精子症といいます。
精液中に精子を認めないものを無精子症といいます。
精液が射出されないものを無精液症といいます。

3.排卵日頃に行う頚管粘液検査

頚管粘液は排卵数日前から徐々に増量し、最終低温日頃には0.3~0.4mlに達し水様透明となり牽糸症(水飴の様に粘液が糸を引く様子)も15cm以上となります。 頚管粘液の中には食塩が含まれており、乾燥後顕微鏡で観察するとあたかも羊歯の葉のような模様が見られます。 このような定型的な変化が認められる粘液は精子の遡上に適しているとされています。

4.フーナーテスト

排卵日の早朝に性交し、頚管粘液の精子数を調べます。そのとき運動精子が多数見られる場合には妊娠の可能性が高まります。
フーナーテストの判定基準は運動精子数が400倍視野当り15個以上で優、10~14個は良、5~9個は可、4個以下不良と判定します。 フーナーテスト

5.卵管の通過性を調べる卵管通水検査

月経直後に行う検査です。子宮口からカテーテルを挿入し滅菌生理食塩水を徐々に注入していきます。ゆっくり注入すればほとんど痛みはありません。
子宮の形と卵管の通過性を調べる子宮卵管造影

6.卵胞の発育、子宮や卵巣の形態などをモニターに映し出す経腔超音波診断

経腔超音波診断により骨盤腔の微細な変化が手に取るように画面に映し出されます。月経期には5mm程の卵胞が、排卵期には20mm程になり、さらに排卵により嚢胞(のうほう)様な像が消失する様子を正確にモニターすることができます。
また卵巣に多数の中小卵胞が見られる多嚢胞卵巣(PCO)、チョコレート嚢胞、卵巣腫瘍なども容易に診断できます。
.卵胞の発育、子宮や卵巣の形態などをモニターに映し出す経腔超音波診断

不妊症の2次検査

不妊症の基本検査で異常を認められたり、不妊治療期間が長期に及んだ場合は、次の2次検査を受け精査くわしく調べる必要があります。 これらの検査は必要性に応じて行うべきで、不妊だからといって全ての方が受ける必要はありません。

  • 性腺刺激ホルモンと卵巣性ホルモンの検査
  • 男性ホルモンの検査
  • 乳腺刺激ホルモン(プロラクチン)の検査
  • 腹腔鏡や子宮鏡による検査
  • 精巣生検(精巣組織の一部を採取する検査)
  • 精路・精嚢造影(精巣から尿道までの精子の通り道の検査)
  • 精子侵入検査

PAGE TOP