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女性の貧血について

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は女性の貧血についてお伝えします。

◆女性に多い鉄欠乏症貧血
貧血というと立ちくらみやめまいを想像してしまいますが、これらは血液の悪循環による起立性低血圧という低血圧の一種で、貧血とは異なります。
貧血とは血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が正常値より減少している状態のことです。貧血にはいくつかの種類がありますが、女性にもっとも多いのは体内の鉄分が不足して起こる鉄欠乏症貧血です。
女性に多い貧血鉄欠乏性貧血は女性、とくに若い女性に多く、偏食や無理なダイエットによって栄養不足になると起こりやすいといわれています。ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ大切な役目を果たしており、このヘモグロビンは鉄分から作られます。鉄分が少なくなることでヘモグロビンの量が減り、ヘモグロビンが減ると体のすみずみまで酸素を十分に届けることができなくなります。その結果体のあちこちが酸素不足になり、疲れやすい、体がだるい、動機や息切れがするなどの症状が起こります。

◆原因
・月経
月経のある女性の場合、血液と一緒に鉄分も失われていくことから貧血になりやすくなります。

・ダイエットや食事の偏り
偏った食生活によって食事からの鉄分摂取量が減ると、十分なヘモグロビンが作れなくなり、貧血になります。

・妊娠、出産、授乳
妊娠すると血液量は増加するのに対し、赤血球の数はそれほど増えません。胎児の発育や授乳にも鉄分が必要になるので、鉄分が不足しがちになり貧血になりやすくなります。

・消化管からの出血
痔や胃潰瘍などの消化管の病気があると、そこから慢性的に出血するので血液が失われ、貧血になります。
子宮筋腫や子宮内膜症によって経血量の増加や不正出血がある場合、それだけ失われる血液が多くなるので貧血になりやすくなります。

◆予防食事で鉄分を摂取する
貧血を予防するためには、食事でしっかり鉄分をとる習慣をつけることが大切です。日常的に鉄分を多く含む食材を積極的にとるように心がけましょう。
ヘモグロビンが足りてない場合であっても血液は体に酸素を運ぶため、貧血に気が付かないままほうっておくと、心拍数などが増加し、心臓に負担がかかってしまう場合もあります。
貧血の症状が進むと食事での鉄分摂取だけではカバーできなくなり、鉄剤を服用することになります。
健康診断などで貧血がみつかったら、放置せずに早めにクリニックを受診して、きちんと調べてもらうようにしましょう。

この記事が書かれた日:2018年08月18日

カテゴリ:婦人科一般, 貧血

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