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過敏性腸症候群について

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は過敏性腸症候群について再度お伝えします。

◆過敏性腸症候群とは
過敏性腸症候群は器質的な疾患がないにも関わらず、お腹の痛みや不快感を伴う下痢や便秘などの便通異常が慢性的に繰り返される病気です。腹痛を訴える患者の約半数を占める頻度の高い消化器疾患で、女性に多く発症し、特に若年層の女性に多いですが、40代以降の方でもみられます。
腹痛、不快感過敏性腸症候群の主な症状は便通異常、腹痛、腹部不快感、腹部満腹感などがあります。便通異常は便通の状態により、腹痛を伴う下痢タイプ、兎糞状のころころとした硬い便が出る便秘タイプ、下痢と便秘を交互に繰り返すタイプなどに分けられます。
過敏性腸症候群は決して致命的な病気ではありませんが、電車の中などトイレのないところに長時間いられないなど、生活の質を著しく損なうので、患者さんの不安や苦痛は一般的な慢性疾患の中でも大きいといえるでしょう。
発症する原因はまだはっきりとはわかっていませんが、精神的ストレスや環境の変化などによってストレスホルモンが脳下垂体から放出され、その刺激により腸の働きがおかしくなることで、症状が出るといわれています。
さらにこの働きが慢性化することで、腸が刺激に対して知覚過敏になり、ほんの少しの痛みや腸の動きでも脳がストレスを感じてしまい、症状が強くなるという悪循環になってしまいます。

最近三か月のうちの一か月について、少なくとも3日以上腹痛や腹部不快感がある、便検査、血液検査などで、大腸がんや潰瘍性大腸炎などの病気がない場合は過敏性腸症候群の疑いがあります。

◆治療
食生活と生活習慣の改善が基本とな ります。
1日3食の規則正しい食生活をすることが大事です。カロリーのバランスの取れた食事をゆっくりと食べる、高脂肪食やアルコール、香辛料、体を冷やす冷たい食べ飲み物、炭酸飲料、カフェインは控えるようにし、繊維の多い食品や、乳酸菌食品をとるようにしましょう。
生活習慣では十分な睡眠をとる、適度な運動を行う、無理をし過ぎないよう休憩をとるようにすることを心がけましょう。
これら食生活と生活習慣の改善を行いながら、必要に応じて薬物投与での治療を行います。

この記事が書かれた日:2018年07月21日

カテゴリ:お腹の痛み

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