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卵巣がんについて

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は卵巣がんについて再度お伝えします。

◆卵巣がんとは
卵巣は腫瘍ができやすい部位といわれており、もしもがんができた場合はもともとの大きさがクルミほどの卵巣が、こぶし大にまで大きくなります。
ですが、卵巣にできる腫瘍の多くは良性の腫瘍になります。この大部分の良性の腫瘍と悪性の腫瘍、つまり卵巣がんの判別はとても難しく、また卵巣自体が体の奥の方にあることから、通常の検査では卵巣がんであると確定するのは難しく、手術を行った後に検査を行い、確定診断を行います。
ライフスタイルの欧米化卵巣は多くの組織からできており、様々な種類の腫瘍ができます。卵巣がんも多くの種類に分類されますが、発生した組織によって大きく分けられており、最も多いのは卵巣を覆う上皮にできるがんで、卵巣がんの約9割を占めています。
その次に多いのが、卵子のもとになる胚細胞から発生するがんです。卵巣がんはその種類によって、それぞれ治療方法が異なります。

卵巣がんの要因には出産が未経験であることや、閉経年齢が遅いこと、不妊治療を行った場合などがありますが、肥満や糖尿病、食生活の欧米化(高脂肪食)など、ライフスタイルの欧米化により、日本では近年卵巣がんが増加傾向にあり、罹患率、死亡率ともに過去20年で倍増しています。40~60代の女性に多い卵巣がんですが、10代や高齢者であっても卵巣がんになる可能性はあります。子宮がんのような検診制度もありませんので、子宮がん検診の際などに、あわせて卵巣の検査もするとよいでしょう。

卵巣がんの主な症状は下腹部のしこりや張り、下腹部痛、頻尿などがありますが、初期にはほとんど自覚症状がない場合が多く、自覚症状が現れる頃になると卵巣がんが進行している場合があります。

◆治療
手術療法と化学療法を組み合わせて行う治療が基本です。
卵巣がんは手術によって診断が確実にできるので、がん細胞の種類や広がりの程度がわかり、その後の治療方針が決まります。卵巣がんの場合は卵巣と卵巣に近い部位、併せてがん細胞が転移している臓器がある場合はできる限りその部位も切除します。
手術だけで取り切れなかったがんに対しては、抗がん剤による治療が行われます。
卵巣がんは抗がん剤が比較的効きやすいがんです。がんのタイプや症状に合わせて薬の種類や量などを決めて処方します。

卵巣がんは再発の可能性の 高いがんです。無事に治療が終わった後も、定期的に検診を受けることが大切と言えます。

この記事が書かれた日:2018年07月14日

カテゴリ:卵巣がん

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