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早発卵巣不全について

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は早発卵巣不全についてお伝えします。

◆早発卵巣不全とは
女性の閉経の平均年齢は50歳前後ですが、40歳未満で閉経状態になってしまうことを早発卵巣不全(POF)といいます。
30歳未満では0.1%、40歳未満では1%にみられ、無月経患者の5~10%を占めるといわれています。
女性は月経の際に排卵を起こしますが、この際に排卵される卵子を育てている原子卵胞には限りがあり、月経の有無に関係なく原子卵胞は減り続けていきます。
早発卵巣不全は40歳未満でこの原始卵胞が急激に減少し、無月経となる病気です。

早発卵巣不全はそのほとんどが原因不明の場合が多い病気です。原因が明らかなものは1~2割ほどで、遺伝的な要因や自己免疫疾患、放射線療法や抗がん剤等のがん治療の経験の有無などがあります。

骨粗しょう症の要因症状には
・月経不順
・無月経
・のぼせ
・動悸
・不妊 など

閉経状態になるため、更年期に似た症状がみられるようになります。また、月経の際に多く分泌される女性ホルモンが分泌されなくなるため、骨粗しょう症のリスクが高くなります。

◆検査
ホルモン検査を行い、エストロゲンの値が低く、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体ホルモン(LH)が高い値の場合は早発卵巣不全が疑われます。さらに甲状腺機能などの検査が行われます。

◆治療
現状では早発卵巣不全に有効な治療法は確立していませんが、更年期のような症状の改善と骨粗しょう症の予防のため、ホルモン補充療法を行うのが一般的です。

この記事が書かれた日:2018年07月07日

カテゴリ:早発卵巣不全, 骨粗鬆症

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