1. トップページ
  2. ブログ
  3. 尿路感染症について

ブログ

尿路感染症について

田渕レディースクリニック横浜市の田渕レディスクリニックです。
今回は尿路感染症についてお伝えします。

◆尿路感染症とは
腎、尿管、膀胱、尿道など、尿路における細菌の感染症を尿路感染症といい、膀胱の粘膜に炎症が起こる「膀胱炎」と腎盂および腎実質が炎症を起こしている「腎盂腎炎」があります。
20~40代の女性に多く見られるのは、発症が急で症状が強い急性膀胱炎と腎盂腎炎です。
女性は男性より尿道が短いことや、尿道口から肛門までが近いことから、細菌が外部から侵入し、尿道をさかのぼることによる感染(上行性感染)が起こりやすいといわれています。

・急性膀胱炎
トイレを長時間我慢したり、冷え、性交などが誘因となって、大腸菌などの細菌が尿道から膀胱に入って起こる炎症です。風邪をひいたり、疲れがたまっているなど、体の抵抗力が落ちているときに感染しやすくなります。
主な症状は排尿時の痛み、頻尿、尿のにごり、残尿感などがあります。検査は尿検査を行い、治療は抗生剤の薬物療法が基本となります。

水分補給が大切・急性腎盂腎炎
尿道から侵入した細菌が、膀胱から尿管をのぼって、腎臓内で作られた尿が集まる腎盂や腎杯、腎実質まで運ばれ、炎症を起こしたものです。
尿の流れが悪くなる原因(尿道炎、尿路結石、糖尿病、妊娠など)があったり、体の抵抗力が落ちているときなどに発症しやすくなります。
主な症状は高熱、背中や腰の痛み(左右どちらか片側だけの場合が多い)頻尿、排尿痛などがあります。
急性腎盂腎炎は十分に治療を行わないと慢性に移行しやすく、また、重症化すると腎不全を起こすこともあるので、注意が必要です。
検査には尿検査、血液検査を行います。治療は抗生剤の薬物療法が基本となりますが、近年では抗生剤が効きにくい耐性菌が出現していますので、きちんとした治療が必要となります。
重症化した場合は、入院治療が必要 になります。

急性膀胱炎も、急性腎盂腎炎も休養をしっかりととり、水分を多めにとって尿量を増やし、膀胱内の細菌を外に流しだすことが大切です。

この記事が書かれた日:2018年05月26日

カテゴリ:腎盂腎炎, 膀胱炎

PAGE TOP