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卵巣がんの予防について

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は卵巣がんの予防についてお伝えします。

◆ピルと卵巣がんの関係
女性がピルを使用するときは、避妊するために使用するものというイメージがあると思いますが、2008年に発表された研究データからピルの使用は卵巣がんを予防するのに効果があるということが発表されました。
ほとんどの先進国で卵巣がんが減少しているにも関わらず、先進国の中ではピルの使用率が低い日本では、年々卵巣がんが増加傾向にあります。その要因としてピルの普及率の低さが関わっていると考えられています。
そもそもなぜ卵巣がんになってしまうのでしょうか?原因として、主に排卵によるストレスと子宮内膜症の一部が原因と考えられています。女性は28日周期で月経、排卵が起こりますが、実は排卵によるストレスが原因で卵巣がんの可能性が高まると考えられています。
日本ではピルの普及率の低さと、少子化による生涯に起こる月経回数の増加により、このストレスを多く受けています。さらに月経回数が増えることで子宮内膜症が発症しやすくなり、この一部が卵巣がんになる危険性もあることから、子宮内膜症の一部も卵巣がんの原因の一つとして考えられています。

ピルによる卵巣がん予防◆ピルで卵巣がんを予防する
上記のように、現代の女性は月経回数が増加していることから、排卵によるストレスや子宮内膜症の発症による卵巣がんの発生の可能性が高くなっています。これに対し、ピルを服用することで排卵を抑えることができ、また排卵時のストレスの軽減もできます。この2つの効果により、卵巣がんの予防が可能だとされています。
本来の避妊効果や、それ以外にも女性にとってさまざまなよい効果のあるピルですが、今後ピルの服用が普及すれば卵巣がんの予防にもつながるでしょう。
またピルを長期間服用することで、卵巣がんの発生が半分にまで減少するというデータもあります。5年継続することで約3割、10年継続で約4割、15年継続で約5割の抑える効果があると示されました。
ピルの長期間服用とともに、クリニックでの定期的な検診や治療を受けることで、様々な病気の予防に努めるようにしておきましょう。

この記事が書かれた日:2018年02月24日

カテゴリ:低用量ピル, 卵巣がん

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