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卵巣のう腫について

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は卵巣のう腫についてお伝えします。

◆卵巣のう腫とは
卵巣に腫瘍ができ、その腫瘍が大きく腫れてくる病気が卵巣のう腫です。卵巣にできる腫瘍にはさまざまな種類がありますが、そのうちのほとんどが良性の腫瘍であり、中でも一番多いのが卵巣のう腫になります。
卵巣のう腫の主な症状はお腹の張りや、下腹部痛、不正出血、頻尿、腰痛、便秘などで、初期症状として左右どちらかの下腹部痛があり、腫瘍が大きくなってくると、スカートやズボンなどの衣類の着用のさいに締め付けがきつくなるように感じられます。
卵巣のう腫は腫瘍が大きくなるまで自覚症状があらわれにくく、ほかの病気の検査や検診で偶然発見されることも多い病気です。
下腹部痛にぎりこぶし大以上の大きさになってくると下腹部が膨らむ、下腹部に軽い痛みがあるなどの症状があらわれるようになり、さらに大きくなると、卵巣が根元からねじれる「茎捻転(けいねんてん)」と呼ばれる状態になることもあり、突然下腹部に激しい痛みが起こったり、ショック状態に陥ったり、嘔吐などの症状がおこるようになります。
茎捻転になると、ねじれた部分の血管がつぶされて血液の循環ができなくなり、卵巣が壊死してしまう可能性もあるので、早めの治療が必要となります。

◆原因、治療法
卵巣のう腫ができる原因は、まだ医学的には解明されていません。また、腫瘍と聞くと中年期や更年期の方に多いというイメージがあるかもしれませんが、若い方でも多く発症する病気です。
卵巣のう腫の治療は、腫瘍の種類や大きさ、年齢、これからの妊娠・出産の希望などを考慮して選択することが大切です。
卵巣にできる腫瘍は多くが良性で、発見されてからもまだ小さいうちは経過観察になることが多いですが、一度良性と診断されたとしても、腫瘍の種類によっては悪性に変化することもあるので、定期的に検診を受けることが大切です。
もしも卵巣に腫瘍が発見されて、大きさが5~6cm以上になったり、悪性の疑いがある場合は手術を行うことになります。手術には、のう腫だけを摘出する「のう腫核手術」と、他の臓器との癒着がみられた場合などに行う「付属器摘出手術」があります。
卵巣はふたつあるため、もしも手術で片方の卵巣を取り除かなければならなくなったとしても、残った卵巣が働くので妊娠、出産は可能です。

この記事が書かれた日:2017年11月25日

カテゴリ:卵巣のう腫

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