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妊娠とインフルエンザについて

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は妊娠中のインフルエンザの予防接種や、胎児への影響についてお伝えします。

◆妊娠とインフルエンザの関係
妊娠中は、お腹にいる赤ちゃんの為にも、体調には気を付けたいですね。特に冬はインフルエンザが流行することもあり、自分や家族がインフルエンザにかかってしまったら…と不安な人も多いことと思います。
一般的に、インフルエンザに感染すると、38度以上の発熱や頭痛、関節痛などの症状がみられますが、ほとんどの人は1週間、長くても2週間ほどで自然に治ります。
ですが、妊婦さんは通常より体力や免疫力が低下しているので、インフルエンザにかかってしまった場合、症状が長引いたり、重症化しやすいので、肺炎などの合併症や心肺機能の悪化を引き起こすリスクが高まります。
インフルエンザの予防する最も有効な方法は、インフルエンザワクチンの接種をすることですが、妊娠中でもインフルエンザの予防接種を受けられるのかと心配な人もいることでしょう。
妊娠中のワクチン接種結論からいうと、妊娠中であってもインフルエンザの予防接種を受けることができます。妊娠期間中はすべての時期においてワクチンを受けることが可能であり、妊婦さんには細菌やウイルスの毒性を完全になくし、免疫を作るのに必要な成分だけで作られた「不活化ワクチン」と呼ばれる病原性のないワクチンを接種していただくことで、母体・胎児ともに悪影響がなく、安全にインフルエンザへの予防をすることが可能です。
ですが、卵や鶏肉にアレルギーのある方の場合は、ワクチンを受けることで血圧が急激に下がるなどのアレルギー症状を起こす恐れがあります。その場合はワクチンを受けられるかどうか事前に相談をしてください。

◆予防接種による効果
インフルエンザの予防接種は受けてから約3~4か月間感染を予防することができますが、効果が現れるまでに2~3週間かかりますので、インフルエンザの流行する少し前である11月に予防接種を受けることが望ましいです。
また妊娠中に予防接種を受けておくと、生まれてくる赤ちゃんが生後6か月までにインフルエンザにかかる確率が下がることがわかっています。生後半年未満の赤ちゃんはインフルエンザワクチンの接種ができませんので、お母さんが予防接種を受けておくと、赤ちゃんの健康を守ることにつながるといえます。

妊娠中に インフルエンザにかかると、赤ちゃんへの影響が心配だと思いますが、適切な治療を受けることで赤ちゃんへのリスクをなくすことができます。まず母体であるお母さんが一日も早くインフルエンザを治すことが大切です。
また、普段の生活の中でも、食事のバランスに気を付ける、適度な運動を行う、手洗いうがいを徹底する、外出時はマスクをつけるなど、ウイルス感染を防ぐための工夫をするようにしてください。

この記事が書かれた日:2017年11月11日

カテゴリ:予防接種

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