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骨盤腹膜炎について

横浜市の田渕レディスクリニックです。田渕レディースクリニック
今回は骨盤腹膜炎についてお伝えします。

◆骨盤腹膜炎ってどんな病気?
卵管炎、卵巣炎からの感染によって炎症が骨盤腔に広がったものを骨盤腹膜炎といいます。主な症状は高熱やはげしい下腹部痛、おりものや不正出血などですが、下腹部の痛み方が虫垂炎と似ていることもあり、まちがえられやすいので注意が必要です。
骨盤腹膜炎の症状腹膜炎からさらに炎症が進行すると、細菌が血液に入って全身に回る敗血症まで引き起こすこともあり、そうなると命にもかかわってきますので、早めの治療が重要と言えます。
また、感染症のなかでも性感染症による骨盤腹膜炎が増えており、特に性器クラミジア感染症はたいへん多いです。骨盤腹膜炎は激痛を伴い、治るまでに長い時間がかかります。炎症がまだ軽いうちに治療を始めることはもちろん、性感染症にならないよう予防することが大切です。

◆治すには
骨盤腹膜炎による高熱や激しい痛みがある場合は、絶対安静が必要となります。入院をして抗生物質を投与する治療を行い、2週間ほどの安静が必要となります。
炎症がひどく、おなかにうみがたまっている場合は、開腹手術でうみを出す、ドレナージを行うなどの処置を行います。ドレナージとは、腹腔内に誘導管を挿入してそのまま留めておき、そこから腹腔にたまったうみなどを体外に取り出す方法です。
骨盤腹膜炎は症状がよくなっても、骨盤内の臓器に癒着が残ることがあり、下腹部の痛みや性交痛などを引き起こします。また治療が長引いたり、再発を繰り返したりすると、不妊や子宮外妊娠のリスクが高くなりますので、完治するまできちんと治療をつづけましょう。
完治した後は感染症への予防、骨盤腹膜炎を引き起こさないように早期の段階での治療を心がけるようにしてください。

この記事が書かれた日:2017年10月21日

カテゴリ:骨盤腹膜炎

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