1. トップページ
  2. ブログ
  3. 女性ホルモンの種類と働き

ブログ

女性ホルモンの種類と働き

田渕レディースクリニック横浜市の田渕レディスクリニックです。
今回は女性の体に大きな影響を与える女性ホルモンについてお伝えいたします。

◆女性ホルモンは主に卵巣から分泌される
人間の体で作られているホルモンは体の調子を一定に保つために分泌されています。その分泌箇所は様々で、脳の視床下部、下垂体、甲状腺、すい臓など、いろいろなところから分泌されています。男性ならば精巣(睾丸)、女性なら卵巣からも分泌されますが、その種類はなんと 40種類以上もあり、それぞれが血液によって全身に運ばれていきます。 女性の体の場合、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類の女性ホルモンが月経や妊娠・出産など、女性特有の体の機能や、女性らしい丸みを帯びた体つきを作るうえで、女性ホルモンが影響します。

◆女性の体を支配する主なホルモン

下垂体から分泌されるホルモン
卵胞刺激ホルモン(FSH)
卵巣に作用して、卵巣の中の原始卵胞を成熟させ、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌をうながすホルモン。月経前から上昇し、卵胞の発育とともに低下しますが、排卵時にもっとも多くなります。

黄体化ホルモン(LH)
成熟した卵胞を刺激して排卵を起こすように働きかけるホルモン。排卵時に急激に分泌量が増え、排卵後は卵子を排出した卵胞を黄体に変える働きをします。

プロラクチン
乳腺に作用して、乳汁の分泌を促すホルモン。妊娠すると分泌量が増えていきますが、妊娠中は卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)がプロラクチンの機能を抑えるため乳汁は出てきません。出産すると卵胞ホルモンと黄体ホルモンの抑制がなくなるため、乳汁の分泌と生産が盛んになります。

卵巣から分泌されるホルモン
卵胞ホルモン(エストロゲン)
子宮内膜を増殖させて月経を起こさせるホルモン。子宮頚管では分泌液を増やして受精しやすくなるよう働きかけます。また皮下脂肪組織にも作用し、女性らしい丸みを帯びた体形をつくります。更年期以降は、卵巣機能の低下とともに分泌量が少なくなります。


受精卵が着床しやすいように子宮内膜に作用し、妊娠の成立をうながします。妊娠すると、絨毛から分泌される hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の作用(刺激)を受けて分泌しつづけ、出産が無事に終わるまで子宮環境を維持します。しかし妊娠しないときは、排卵の約14日後に分泌が低下し、増殖した子宮内膜を維持する働きがなくなるので、子宮内膜ははがれて排出されます(月経)。

ホルモンを狂わせるストレス◆ホルモンは多ければ多いほどいいの?
体の調子を保つ働きがあるホルモンですが、だからと言ってたくさん分泌されたほうがいいというわけでは決してありません。
体の調子を保つためには、それぞれ必要なホルモン量のバランスが保たれていることが大切です。ホルモンはもともと微量しか分泌されないものなので、少しの量の変化でも体調に大きく影響を与えます。ホルモンバランスが崩れると月経不順や無月経、不妊やその他さまざまなトラブルのきっかけとなり、更年期に体調がくずれやすくなるのも、主にホルモンバランスの崩れが原因で起こる症状です。ホルモンのバランスは日頃の生活やストレスなどによって乱れることが多いので、心身ともに健康な生活を送ることが、ホルモンバランスを崩さないためにも重要と言えます。

この記事が書かれた日:2017年09月15日

カテゴリ:ホルモン

PAGE TOP