1. トップページ
  2. ブログ
  3. 女性の身体の悩み【おりもの編】(2/2)「おりものの役割」

ブログ

女性の身体の悩み【おりもの編】(2/2)「おりものの役割」

横浜の皆さま、こんにちは!! 田渕 レディース クリニック院長 の田渕 です。田渕レディースクリニック
前回はおりものの正体、異常なおりもののご案内いたしました。今日はおりものの役割について、ご案内したいと思います。

皆さんは「おりもの」と聞くと、かぶれの原因や、ニオイの原因とあまり良いイメージを持たれないと思います。しかし、おりものは体のためにとても大切な存在です。

おりものの存在
女性がおりものに悩まされ始めるのは、生理が始まる年頃の思春期です。
初潮がくる少し前、女性が子供の体から大人の体へ変化するときに、おりものが出てくるようになります。それは赤ちゃんを産むことができるようになった体の成長をあらわし、そして母体となる体を守っているんです。
おりものとは、「子宮内や膣内部から分泌される液」の総称で、このような分泌液には役割があります。

●膣内に細菌が入るのを防ぐバリア
妊娠をする為に必要な膣や子宮は、実は常に雑菌や病原菌によって犯される危険を抱えています。排泄器官がすぐ近くにあるため、些細なことで菌が入ってしまう危険性があるからです。
そういったリスクを回避するために膣内から、分泌液を出すことで、外からの侵入を防いでいるのです。

●膣の中をキレイに保つ
おりものが下着についてしまうのは当たり前のことです。そうやって膣内をキレイに保っています。中に入ってきた雑菌を外へ排出しているのです。気になる場合はおりものシートを活用しましょう。
清潔に保つことでおりものの量も少なくなってきます。

●妊娠にとても重要な精子の通り道
精子は受精をする為に、女性の卵子へ向かいますが、おりもの(分泌液)が少ないと、受精の確率は格段に落ちます。それは、精子がスムーズに活動できる環境ではないからです。
おりものは子作りにも、とても大切なんです。特におりものが多い時期は妊娠しやすい傾向にあります。

●膣内のPH値を調整して雑菌の繁殖を防ぐ
おりもののバリア作用にはもう一つ重要な役割があります。もうひとつの効果がPH(ペーハー)値を整えることです。
PH値とは、酸性やアルカリ性を数値化したもので膣内部を弱酸性に保つことにより、雑菌が侵入しても繁殖を防ぐことができます。

このPH値のバランスが崩れると、菌が繁殖して気になる臭いが発生することもあります。
通常、膣内は乳酸菌の効果で弱酸性に保たれています。しかし、睡眠不足、偏食、疲れ、ストレスなどの様々な要因でPHバランスは崩れてしまいます。そしてそれは雑菌が繁殖してしまい病気になってしまうこともあります。早めの対処が重要です。
不規則な生活や、大きなストレスを抱えている女性は、膣内を正常に保つための対応が必要なってきます。

この記事が書かれた日:2016年10月22日

カテゴリ:おりもの, 月経, 生理

PAGE TOP