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女性のからだで気になる症状「下腹部の痛み・しこり」

横浜の皆さま、こんにちは!! 田渕 レディース クリニック院長 の田渕 です。incho
前回は子宮がんの一つ「子宮体がん」についてご案内させていただきました。
今回はこれまでご紹介した女性の病気に関わりがある下腹部の痛み・しこりについてご案内いたします。

まずおなかのあたりが痛いというと、ほとんどの人は最初に内科に行こうとします。腹部にはいろいろな臓器があるため、内科の診察でも構いませんが、下腹部が痛む場合は婦人科のほうがよい場合もあります。
なぜなら、下腹部には腸、尿管、膀胱などの臓器のほかに、子宮、卵巣、卵管などの内性器もあるからです。
内科にするか婦人科にすべきかの目安は、下腹部の痛み以 外に婦人科系の症状の有無で判断しましょう。おりものの異常や不正出血などがあれば、最初から婦人科の診察を受けるほうがよいでしょう。

kahukubunoitami婦人科系の下腹部の痛み
下腹部の痛みで婦人科系の病気の代表といえば、生理痛です。市販の鎮痛剤などを飲んでもおさまらない場合は、子宮内膜症や子宮筋腫の可能性があります。
月経周期とは関係なく、便秘がちで排尿時にとくに痛みがある場合は、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣腫瘍、卵巣癒着などのおそれがあります。
また、吐き気や発熱、おりものが増加した時は子宮付属器炎、これに激しい痛みが加わるなら骨盤腹膜炎が疑われます。
さらに、月経が遅れて妊娠の可能性がある場合の下腹部痛は、流産や子宮外妊娠ということもあります。下腹部痛以外の症状によって、心配な場合は婦人科を受診しましょう。

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とくに太ったわけではないのに、下腹部が膨らんできた、下腹部に触るとしこりが感じられる、などの場合は、子宮筋腫や卵巣腫瘍の可能性が考えられます。
子宮筋腫の場合は、しこりのほかに月経時の出血量が増えたり、生理痛がひどくなったりするので、注意して観察しましょう。
卵巣腫瘍の場合、腫瘍が小さいうちは自覚症状がほとんどないために早期発見がむずかしく、ある程度大きくなってからおかしいと気づくことが多いのです。そのころになると、下腹部に痛みや圧迫感を感じるようになったり、自分でしこりを発見したりすることもあります。
卵巣腫瘍には良性と悪性とがありますが、腫瘍がどちらなのかは組織を調べなければわかりません。悪性は卵巣がんになりますが、子宮がんと違って発見しにくく治療も困難なため、子宮がん検診の時に、念のため卵巣のチェックもしおくとよいでしょう。

この記事が書かれた日:2016年09月30日

カテゴリ:不正出血, 内性器, 卵巣がん, 卵巣炎, 卵管炎, 妊娠, 子宮内膜症, 子宮筋腫, 生理

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