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性感染症「クラミジア感染症」とは

incho横浜の皆さま、こんにちは!! 田渕 レディース クリニック院長 の田渕 です。以前にもさまざまな種類の性感染症についご案内してきました。今回は性感染症についてのおさらいと、「クラミジア感染症」についてご案内いたします。

感染症と呼ばれる疾患は数多くありますが、「性的接触」によって感染する病気は「性感染症(STD: Sexually Transmitted Disease)」 と呼ばれます。
昨今では(STI:Sexually Transmitted Infections)とも呼ばれることがありますが、日本ではSTD同様に「性感染症」として認識されていることがほとんどです。

性的接触には普通の性器の接触による性交に限らず、さまざまな性的な接触で感染するすべてが含まれます。ですので誰しもが、通常の人としての営みの中で感染するリスクがある感染症であるといえます。

性感染症は無症状であるものも多くみられ、感染の自覚がないことや、気づいていても医療機関での受診に抵抗を感じて、結果治療が遅れてしまい他人への感染が発生してしまう場合があります。

kin_kabi性感染症「クラミジア感染症」
日本国内では一番感染者が多い性感染症です。原因菌はクラミジア・トラコマチスとよばれる細菌で、男性女性問わず、感染しても症状の自覚が少ないのが特徴です。気づかずにパートナーへ感染してしまうこともあります。
また最近では10代後半から20代に感染者が増加しています。
特に女性の場合は感染が子宮から卵管をたどって卵巣にまで感染を広げていきますが、自覚症状がないまま、卵管異常を発生させて、結果、不妊症や子宮外妊娠の原因となってしまうことがあります。

主な症状は
・おりものの増加
・不正出血
・下腹部の痛み
・性交時の痛み
があげられますが、女性の半数以上が全く症状を感じないと言われており、先述の通り感染したまま放っておくと卵管炎をおこして、子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。また腹部全体に広がっていき、骨盤腹膜炎へ発展する場合もあります。

クラミジア感染症の予防にはコンドームの使用が有効です。クラミジアに感染した粘膜や分泌物に触れることで感染します。そのため、性器が直接粘膜や分泌物に触れないよう、コンドームを正しく装着することで、自らが感染することもパートナーに感染させることも防ぐことができるのです。ただし、オーラルセックスなどでも感染が起きますので注意してください。

検査・治療513658
治療前にまず検査を行い、感染の有無を調べる必要がありますが、重要なことは再感染を防ぐために、必ずパートナーも同じタイミングで検査をして治療に臨むようにしてください。
クラミジアの感染を診断されたら、治療は比較的簡単です。クラミジア感染症に効果の高い抗生物質を服用で治ります。

この記事が書かれた日:2016年08月05日

カテゴリ:卵巣炎, 卵管炎, 性感染症

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